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ホテル滞在者は?クルーズ船は? 日本経済にも影響

検疫官までもが感染していたクルーズ船。感染者はどう隔離されるのか、実態が分かってきました。国内経済への影響も日を追うごとに深刻化しています。

先月29日に政府のチャーター機第1便で中国の武漢から帰国し、千葉県内のホテルで待機していた約170人の再検査が行われています。結果が陰性だった人から順次帰宅する予定です。
約30人が12日の帰宅を希望しているということです。一方、集団感染が発生しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、また新たに乗員乗客39人のほか、船内で活動していた検疫官1人の感染が確認され、事態が収束する気配を見せていません。日に日に感染者は増え、これまでに合わせて174人。うち4人が重症だということです。現在もクルーズ船に乗っている人は・・・。
クルーズ船の乗客(79):「ちょっと恐ろしくなってきました。僕たちも健康だけれども、ひょっとして感染するんじゃないかとか、デッキに出て散歩する時にすれ違った人がくしゃみをしたらマスク越しにでも感染するのかとふと感じるようになりました」
乗客の親族でしょうか。「じいじ バアバ みなさんがんばれ」の横断幕です。クルーズ船での感染者はさらに増える恐れも出ています。クルーズ船の乗客の1人、日本語が堪能な70歳のアメリカ人男性です。日本人の妻と母親の3人で船内待機を強いられていたこの男性。11日の昼すぎ、新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。
感染が確認されたアメリカ人の乗客(70):「きょう電話を受けてその(陽性の)検査結果が出たということで『1時間ちょっと以内に下りる準備をして下さい』と。熱もないし、せきもないし、全然、症状もないし。ちょっと驚きましたね」
突然、感染していたことを告げられた男性。スーツケースは持たず、必要最低限の荷物を持って約1時間後に船を下りることとなりました。男性の妻はこう話しています。
感染が確認された男性の妻(50代):「今までは『陽性』でも症状がない人は下船させなかったんだけれども、方針が変わったということで夫に陽性だったという連絡が(検査から)何日もずいぶん経ってるんですけど、入って来たんですよ。下ろされる直前まで知らされなかったというのがショックでしたね」
この後、クルーズ船から下りた男性は、まずは横付けされたバスに乗るよう指示されます。カーテンが閉められた車内には、感染が確認されたとみられる人たちの姿が。そのバスが向かった先は、クルーズ船から約70メートル離れた客船ターミナルでした。男性からはこんなメッセージが届きました。
感染が確認されたアメリカ人の乗客(70):「非常に寒い所、今からどうなるのか?説明なし!情報を与えてほしい!」
ここで、約1時間半待たされた後、他の感染者2人と一緒に救急車に乗せられた男性。3時間以上かけて埼玉県にある医療施設に搬送されました。「船内での待機から搬送までとにかく情報がなかったことが不安だった」と男性は話しています。
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