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「ふさわしい時に死を選ぶ自由を」 104歳で自死の科学者

オーストラリアの環境学・植物学者デイビッド・グドールさん(104)は10日、スイスの自殺ほう助機関で自らの命を絶った。

グドールさんは重病ではなかったが、独立した生活を送れなくなってきたことから、死を早める決断をした。

オーストラリアでは1州でのみ自殺ほう助が認められているが、対象者が末期症状の患者であることが条件とされる。

グドールさんはスイスの自殺ほう助機関「ライフサークル」で最期の時を迎えた。

自殺ほう助は、致死性の薬を処方するなどで対象者が自ら命を絶つことを助ける行為。末期患者の苦痛を和らげるために行われる安楽死・尊厳死とは異なる。

スイスでは、ほう助する側が、当人の死によって利益を得ない場合のみ認められる。また、世界で唯一、外国人にも自殺ほう助を提供する施設がある。

こうした自殺ほう助を認めているのはオランダやベルギー、ルクセンブルクなど。また、米国では6州で末期症状の患者に対する自殺ほう助が認められている。

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