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『ミスター・ガラス』は3時間20分の映画だった!?/M・ナイト・シャマラン監督インタビュー

衝撃のラストで世界中を震撼させた『シックス・センス』(99年)のM・ナイト・シャマラン監督が、『アンブレイカブル』(00年)から18年という歳月を経て作り上げたサスペンススリラー『ミスター・ガラス』。全米では3週連続興行収入NO.1の大ヒットとなったこの映画が、早くも4月17日に先行デジタル配信開始、4月24日にブルーレイ+DVDセットが発売されることが決定! これを記念しシャマラン監督のインタビュー映像が解禁となった。

フィラデルフィアのある施設に、3人の特殊な能力を持つ男が集められ、禁断の研究が開始される。彼らの共通点は1つ、自分が人間を超える存在だと信じていること。不死身の肉体と悪を感知する力を持つデヴィッド(ブルース・ウィリス)、24もの人格を持つ多重人格者ケヴィン(ジェームズ・マカヴォイ)、そして、非凡なIQと生涯で94回も骨折した壊れやすい肉体を持つミスター・ガラス(サミュエル・L・ジャクソン)。はたして彼らは人間を超える存在なのか? そして、最後に明らかになる驚愕の結末とは?

解禁となった映像は、秘密主義で有名なシャマラン監督が本作の撮影を振り返り、裏話を語っているもの。注目してほしいシーンについて聞かれたシャマラン監督は「他の作品とのつながりに注目してほしいね」と答えると、『アンブレイカブル』のコミック店のシーンに登場した若者が、18年の月日を経て、同じコミックファンの役で出演していることを明かす。実は『アンブレイカブル』制作時から3部作の構想はあったそうで、『アンブレイカブル』の未公開映像を本作に組み込んでいることも解説。ファンならずとも両作品を見返したくなるような巧みな演出が仕掛けられている。

また、キャラクターの心情を表現するために撮影方法にもこだわったというシャマラン監督。24もの人格を持つ多重人格者を演じるジェームズ・マカヴォイがローラースケートで滑るシーンでは、「マカヴォイはローラースケートが苦手で、無茶な滑り方をして僕を不安にさせた」と振り返りつつ、「スケートをしつつ、演技もしなきゃならない。とにかく最高の俳優陣だから僕も冒険ができた」と、俳優たちの演技に太鼓判を押す。

さらにシャマラン監督は、「『ミスター・ガラス』の特典映像は大量にあるんだ。最初は3時間20分の映画だったからね。1時間以上カットしたんだよ」とコメント。本ブルーレイには監督が話すとおり、本編には収まりきれなかった貴重な未公開シーンも数多く収録されている。

シャマラン監督といえば、自身の作品にカメオ出演し、ファンを楽しませることで有名だが、最後にそのことについても言及。「僕が映画に出る時には、一番セクシーな役と共演するんだ。それが最も重要で」とジョークを飛ばすと、「重要なのは観客を現実に戻さないこと。僕が画面に登場するとすぐに観客に気づかれてしまうんだ。映画と現実の橋渡しをして、観客を物語から引き離してしまう。自分の映画に出るのは大好きなんだけど、邪魔にならない瞬間を慎重に選んで、楽しんでもらえるように気を付けてる」と話し、本作では「映画の前半のほうに出ているよ」とも語った。

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