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「21世紀の前衛」アルベルト・セラ監督の大胆不敵な挑戦!ジャン=ピエール・レオ主演/映画『ルイ14世の死』予告編

『ルイ14世の死』は、ヨーロッパで「21世紀の前衛」と称される異才アルベルト・セラ監督×伝説のジャン=ピエール・レオ主演による注目の作品。セラ監督の長編第4作で、日本の劇場初公開作です。
その題材は、フランスの王ルイ14世(1638-1715)。“太陽王”と呼ばれ、豪奢を尽くしてヴェルサイユ宮殿をつくったこの歴史的人物を演じるのは、ジャン=ピエール・レオ。ヌーヴェルヴァーグの申し子と呼ばれ、今年74歳になる伝説の俳優が、どんなルイ14世を演じるのかと思いきや、なんとセラ監督は死の床の数週間だけに焦点をあて、左脚の壊疽から死に向かう王=レオは、ほぼベッドの上。セラ監督は、宮廷の生活をつぶさに記録したサン=シモン公の「回想録」と廷臣ダンジョーの「覚え書,別名ルイ 14世宮廷日誌」をもとに、死にゆく王と、その周りの医師や側近、貴族たちをまるで昆虫を観察するように仔細に描きます。フランス南東部にある城の中に5週間かけて作ったセットは当時の国王の寝室の空気感までもが再現され、監督自身が語る「過去を現実として生きるような映画」となっています。

このたび完成した予告編では、来賓の貴族たちに帽子を脱いでみせるだけで拍手がおこったり、ボルゾイというかつて王室で人気だった種の愛犬と戯れたり、後のルイ15世となる幼子を抱き寄せ「偉大な王になれ」と囁く姿など、今年74歳を迎えるジャン=ピエール・レオの存在感を映し出します。左脚の壊疽から死に向かう王の姿を、ロウソクの火が照らしだす絢爛たる美術や豪華な衣装とともに、貴族たちの陳腐さをも見ることができます。久々に「こんな映画見たことない」という驚きを感じられる映画ファン待望の魅力を想像させる予告編となっています。
また予告編の最後には、『ルイ14世の死』公開記念として開催される、セラ監督の全旧作長編+セラ監督のお気に入り映画による特集上映の案内も。なんともカッコいいセラ監督自身の姿も登場しています。

5/26(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。

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