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「感染対策」と「経済の再開」 揺れる中国政府

武漢の封鎖一部、解除を巡っては中国で混乱が起きているようです。北京から報告です。

(千々岩森生記者報告)
(Q.どうしてこのような事態になっているのか?)
我々もびっくりしました。ただ、原因はシンプルだと思います。つまり、中国政府は今、車でいうと、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状況なんです。北京の町を見ると、幹線道路、車の交通量は徐々に増えてきてます。習近平主席が「経済活動を再開せよ」と号令をかけているわけなんです。経済活動にダメージがあると、政権基盤も揺らぐということなんですが、一方で「感染対策」、一方で相反する「経済の再開」という、両方の指示を同時に出していることから24日の武漢のような混乱も起きやすくなっているということだと思います。
(Q.一方で、全人代が異例の先送りになっているということだが、この影響による4月の習主席の来日はどうなるか?)
今の中国政府の考え方が分かりやすい新聞があります。一面トップで使われている写真、大阪の商店街で「がんばれ武漢」というのぼりが並んでいる写真があえて使われています。中国にとって日本は味方ですよと、雰囲気を作りながら、4月に来日を迎えたいということなんです。習主席の本音では、予定通り4月に来日したい。そして、日本、世界が中国を応援している、評価しているという国民に向けても国内に向けてもアピールしたいんですが、ただ、あと1カ月半ほどに迫ってきているので、現実的には、来日も先送りの公算が高まっていると言えそうです。
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